詳しい話はリンク先を読んでもらうとして。
・
リリー・フランキーさんの言葉 - Ry0TAの日記 - queeringmeグループMovieWalkeは微妙な表現ではあるけれども、
Cinema Cafeは明確に同性愛者の婚姻に対して反対の立場を取っているようだ。
・
映画/リリー・フランキーにも結婚願望あり? 映画館大賞トークに登場、過激な役作りも… - cinemacafe.net
(前略)東京が早く同性で結婚できるようになればいいんですけど」と珍しくまじめに答えたかと思えば、最後にあらぬ願望も…。会場からは大きな拍手がわき起こった。
ちなみにYahoo!の辞書によると『あらぬ』とは。
あら‐ぬ【有らぬ】
[連体]《動詞「あり」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形から。そうあるはずではない事柄をさしていう》
1 違った。別の。無関係の。「―方向に走り去る」
2 意外な。思いもかけない。「―うわさを立てられる」
3 あってはならない。不都合な。「―横恋慕」
とりあえず、一番の意味ではありえない(そうだとすると同性愛者は結婚という制度と無関係と言っているということになる)。
じゃあ、二番か三番かということになるけれど、私としては三番の意味として読めてしまう。
まぁ、二番の「意外な」という意味でも十分に否定的な意味に取れてしまうんですけど。
同性愛者の婚姻というものが『思いもかけない願望』としているんだから。
それとも私はリリー・フランキー氏について詳しくはないけれど、彼の口から同性愛を肯定するような言葉が出るのが意外だったのか。
そうなると、リリー・フランキー氏は普段は同性愛に否定的な立場を取っていることになるけど・・・。
まぁ、私もこれがCinema Cafeの公式の意見だと本気で思っているわけではない。
単にこの記事を書いたライターが自分の無意識化の差別意識を顕にしちゃっただけのことだろう。
つっても、原稿がノーチェックで掲載されるとは思えないので、他の人間もこの表現に何の疑問も抱かなかったんだろうなぁ。
同性愛を扱った映画を撮った監督にわざわざインタビューとかしているのに残念なことだ。
結局、同性愛を肯定している人間の多くは
世間の風潮がそうだから肯定しているだけなのだろうと改めて思わされた。