名物 島津正宗 - 徳川将軍家が皇女降嫁の礼に献上した刀
- 2014/09/07
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長さ:2尺2寸7分(68.7センチ)江戸時代中期に書かれた「享保名物帳」という本がある。これは徳川幕府の第8代将軍・徳川吉宗(暴れん坊将軍で有名なあの吉宗)が、刀剣鑑定や研磨を生業としていた本阿弥(ほんあみ)家に作らせ、その後の刀剣の評価基準にもなった本だ。その本にも載っている刀であり、製作者は刀工「正宗」とされている。鎌倉・大巧寺伝来の正宗像(写し)正宗の作品は武家に非常に人気が高かったが無銘(作者の名...