レッツゴー!見てきたぜ!『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 2011/04/18
- 05:37
THE 40 YEARS!
そんなわけでようやっと『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』を見てきました。
正直、前評判などであまり良い評判を聞いていなかったのであまり期待していませんでした。
だがそんなことはない!
これは熱い映画だ!
電王映画シリーズから続く、仮面ライダー同士のコラボとか、ディケイドでのオールライダーの経験などが蓄積してできた現在の所の最高到達点なのではないかと思います。
それぐらいコラボ物としての話の出来が非常に素晴らしかった。
当然のことですが各作品のオリジナルストーリーの中に組み込まず、これはこれで一つの独立した世界として存在していると認識していればこその話ですが。
本編の流れに組み込もうとすれば当然ながら大変なことになります。
オールライダーが登場する流れなどは電王の設定などを上手いこと活かしていて、個人的にはそれほど違和感を覚えませんでした。
一般エキストラの人達が出ているシーンは演技が臭かったり、展開的にも臭かったりしますが、こういう展開に弱い自分としては不覚にも涙腺にうるうると来てしまうものが・・・
続いて映像面。
各ライダーのアクションに関しては、各人が持ち技を見せていたディケイドに及びません。
今作ではアギトがキック時に(なぜか)足が光ってたぐらいで、各ライダーの特長と呼べるような技や能力は使わずにただ戦っているだけなので、それぞれのライダーの見せ場を期待している方には物足りない内容かと思います。
話の本筋に絡むのもNew電王、仮面ライダー1号&2号、オーズの四人だけ(あとモモタロスとテディ)で、あとは基本的に集合時に戦っているだけです。
ただストーリーの流れ的にこの四人しか出てこないのも納得の流れなので私はそこに不満はなかったり。
基本的に私はストーリーを追うタイプの人間のようです。
平成ライダーとは違う1号&2号の力強いアクションと、正直一歩間違えたら悪役としか思えないようなドスの効いた声は最近の特撮では味わえない物なので妙に興奮してしまいました。
そんなわけでコラボ物としては非常に出来のよい内容になっていますので、この作品だけの独立した世界観であるということを念頭に置いて見に行っていただければ非常に楽しめると思います。
しかし幸太郎役の桜田通さんのやられ声が甲高くて戦闘時に非常に印象に残る。
情けないともいえるけど、なんかすごい『痛そう』な悲鳴でした。