従姉妹に子供が出来ました。まだ男の子か女の子かは分かりません。
まぁ、それは別に良いんです。そんなことがあってもおかしくない年齢ではあるわけですし。
ただウチの親の視線が痛い。特に母親の。
これまでも結構な数の親戚が結婚して出産して、ついでに離婚したりしてきましたが私と年代が離れていたり、比較的遠方に住んでいることもあって他人事だったわけです。
しかし、今度の従姉妹は近所に住んでいる上に私と一つ違いなこともあって、私もショックでしたが母としてはそれ以上に何か思うところがあるみたいで。
こう――
孫の顔が見たいオーラを大量に浴びせかけてくるわけですよ。
これが痛い。正直身に詰まる。背筋が冷える。
孫が無理なら、その前段階としてさっさと恋人を作れと日常会話の端々に含ませてきたりします。
チクショウ、そんなに簡単に作れたらクリスマスの予定が真っ白だったりしないわい!!
と言うか、なんで異教の神の誕生を祝ったらなアカンのじゃーー!!と、典型的な非モテ発言はここまでしておいて。
そもそもなぜ私がなかなか恋人が作れないのかと言うことを冷静に分析すると、そもそも真面目に作る気がないのではないかという気がしてくる。
そもそも私達オタクの多くは勘違い、と言うか夢を見ていたいので目を逸らし続けているが、恋愛には「恋愛を成就させるための技術」を磨くことが必要だ。
一般人(誤解の多い言い方だが、ここではあえて使わせてもらう)は学生の頃からごく自然とモテるために話術を磨き、外見を整えたりなどして、異性の評価が高くなるスキル――つまり「恋愛を成就させるための技術」(長いので以後は「恋愛術」と呼称させて頂く)を磨いている。
しかしモテない人間は世の中に「恋愛術」というものが存在すること自体を認識してないことが多い。
もし認識していても、それを磨く方法が分からない。もしくは磨く気がない。
これは以前紹介した「
オタクが人気者になれない理由」に非常に似ているように思える。
つまり私達は本気でモテたいなんて考えていないのだ。
もし本気で異性の気を引きたいなら外見を整えたり、デートで使う店の情報を調べたり、共通の話題を仕入れたいするはずだ。それも意識せずに自然に。
だがあなたはそれをしていないことと思う。なぜならそれにはお金がかかるし時間もかかる。なによりアタックしてフラれたりしたら恥ずかしい。
私もそうだ。お洒落するための服を買うお金を勿体無いと思うし、下調べするのはめんどくさい。。
だがその苦労を惜しんでいる時点で、と言うか苦労と思っていること自体が私達が恋愛にそれほどの価値を見出していないという証拠ではないだろうか。
本当に恋愛をしたいと思うのなら、それは決して苦痛ではないことのはずなのだ。
そもそもオタクであるということは、世間一般ではマイナスでしかない。
メディアに多少「萌え文化」が紹介させるようになったとはいえ、その実態は動物園の客寄せの珍獣扱いにしか過ぎない。
本当に恋愛がしたいならオタクであるということは邪魔でしかないはずだ。
なのにまだオタクであり続けているということ自体が私達が「恋愛術」を磨くつもりがないことの一番の証拠ではないだろうか。
と、ここまで読んで「恋愛はそんながっついてするもんじゃない。ごく自然と生まれてくるものなんだ」と思っている方もいるだろう。
だがそれはあなたがごく自然と「恋愛術」を磨くことが出来る一般人であるか、もしくはごく自然の現実を直視したがらない夢見がちな人であるということである。
もし前者なら何の問題もないが、もし後者かも知れないという認識があるのだったら手遅れになる前に何とか「恋愛術」を磨く努力をしてほしい。
もっともアナタが恋愛にそこまでの価値を見出せるのならば、の話ではあるが。
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