制作費が増えてもアニメーターの生活環境を改善しないでほしい
- 2009/05/27
- 20:10
と、一視聴者の立場からは思うのですよ。
久し振りにアニメーターの低賃金の関連する話を読んで、それに対する反応が『広告代理店の中抜きが酷い』とか『手塚が・・・』とか『国が支援すべき』とかいう、いつもの意見に終始していたのですが。
もしアニメの制作費が増えて、それが制作会社に流れるようになったとしても、それでアニメーターの賃金が上がったりはしないと思う。
自分がもしアニメを作る側の人間だとしたら、その増えた制作費を今居るアニメーターの給料を上げることに使うよりは、著名なアニメーターを雇ったり、使うアニメーターの人数を増やす方に使って作品のクオリティアップをすると思う。
というか、そういうことができない会社の作るアニメが面白いものになるとは思えない。
『面白いものを作る』よりも『自分達の生活を改善する』ということを優先してしまったら、それはもう作品を作る存在としては末期的。
今だって中国や韓国に外注していますが、あれだってなぜそんなことをするかといえば『クオリティを維持するため』なんですよね。
自分達の利権や生活費を優先するのなら、そのお金を日本のアニメーターに回してしまうという選択肢だってあったはず。
もちろん、その場合は使えるアニメーターの人数が減るのでアニメのクオリティダウンは免れない。
とりあえず動画の枚数が減ることは間違いない。
それをせずに外注しているのは、アニメ制作会社が何よりもアニメのクオリティというものを大事にしているからだと思う。
なので、アニメの制作費が増えたとしても、それはアニメーターの生活環境の改善には繋がらないだろう。
久し振りにアニメーターの低賃金の関連する話を読んで、それに対する反応が『広告代理店の中抜きが酷い』とか『手塚が・・・』とか『国が支援すべき』とかいう、いつもの意見に終始していたのですが。
もしアニメの制作費が増えて、それが制作会社に流れるようになったとしても、それでアニメーターの賃金が上がったりはしないと思う。
自分がもしアニメを作る側の人間だとしたら、その増えた制作費を今居るアニメーターの給料を上げることに使うよりは、著名なアニメーターを雇ったり、使うアニメーターの人数を増やす方に使って作品のクオリティアップをすると思う。
というか、そういうことができない会社の作るアニメが面白いものになるとは思えない。
『面白いものを作る』よりも『自分達の生活を改善する』ということを優先してしまったら、それはもう作品を作る存在としては末期的。
今だって中国や韓国に外注していますが、あれだってなぜそんなことをするかといえば『クオリティを維持するため』なんですよね。
自分達の利権や生活費を優先するのなら、そのお金を日本のアニメーターに回してしまうという選択肢だってあったはず。
もちろん、その場合は使えるアニメーターの人数が減るのでアニメのクオリティダウンは免れない。
とりあえず動画の枚数が減ることは間違いない。
それをせずに外注しているのは、アニメ制作会社が何よりもアニメのクオリティというものを大事にしているからだと思う。
なので、アニメの制作費が増えたとしても、それはアニメーターの生活環境の改善には繋がらないだろう。