物語における『動機』の必要性
- 2008/09/07
- 13:00
どうにも私は遅筆だ。
でも世の中には週に一本とか二本とかいう速度で脚本を書く脚本家さんとかもいるわけで。
脚本と小説では違う部分もあるけど、物語を作るという部分に置いては同じもののはずだ。そしてその同一性はマンガなどにも共通するものでもある。
で、『登場人物の動機』を考えないで書くと早いんでないかなぁと思う。
特に『悪役』。
悪役がなぜ、そんな行動するのかとか。
主人公達がどうしてその人を助けたり、どうしてそんな言葉を言ったのかという『動機』。
それを考えずに物語を書けば、ぐっと書く速度は上がるんじゃないかと最近とある映画を見て思った。
そもそも『動機』というものは登場人物の行動を決定するものなので、それを全ての登場人物に用意していると各人物の利害が複雑に絡み合って、頭の中がこんがらがってしまいます。
更に『動機』が存在する登場人物が勝手に行動を取ったり、当初予定していた行動が取れなかったりするので物語の中で自由に動かし難い。更には『動機』を成立させなくてはならないので、助長になりがちになる。
大体、『登場人物の動機』なんてものを設定せずに適当に書いても、ぶっちゃけ読者側がある程度勝手に想像してくれる部分がある。
逆に言うと綿密に『動機』を設定しても、読んでいる側にはその半分も伝わらない。
だから『動機』なんて、別に考えて書く必要はないのではないかと思う。
『動機』が存在することと物語としての面白さは必ずしもイコールではない。
でも世の中には週に一本とか二本とかいう速度で脚本を書く脚本家さんとかもいるわけで。
脚本と小説では違う部分もあるけど、物語を作るという部分に置いては同じもののはずだ。そしてその同一性はマンガなどにも共通するものでもある。
で、『登場人物の動機』を考えないで書くと早いんでないかなぁと思う。
特に『悪役』。
悪役がなぜ、そんな行動するのかとか。
主人公達がどうしてその人を助けたり、どうしてそんな言葉を言ったのかという『動機』。
それを考えずに物語を書けば、ぐっと書く速度は上がるんじゃないかと最近とある映画を見て思った。
そもそも『動機』というものは登場人物の行動を決定するものなので、それを全ての登場人物に用意していると各人物の利害が複雑に絡み合って、頭の中がこんがらがってしまいます。
更に『動機』が存在する登場人物が勝手に行動を取ったり、当初予定していた行動が取れなかったりするので物語の中で自由に動かし難い。更には『動機』を成立させなくてはならないので、助長になりがちになる。
大体、『登場人物の動機』なんてものを設定せずに適当に書いても、ぶっちゃけ読者側がある程度勝手に想像してくれる部分がある。
逆に言うと綿密に『動機』を設定しても、読んでいる側にはその半分も伝わらない。
だから『動機』なんて、別に考えて書く必要はないのではないかと思う。
『動機』が存在することと物語としての面白さは必ずしもイコールではない。