『家族ゲーム』の3巻は恋愛交差点
- 2008/03/01
- 16:15
家族ゲーム 3 (3) (電撃コミックス EX 4コマコレクション) (2008/02) 鈴城 芹 商品詳細を見る |
―「恋愛とかフラグとかゲームの中だけの話だよねー」
(ダメな方へ行った…)(本編より抜粋)
まぁ、作品内は恋バナの嵐なわけですけどね☆
・・・なんか、自分がアフィを貼るものは画像が表示されないことが多いなぁ。
表紙画像をブログに貼りたいからアフィを使ってるんだけど、なかなかそれが活かされる機会がありませんの。
そんな話はちょっぴり寂しげな話は脇に置いといて・・・家族ゲームの3巻が発売されたんだよー!
2巻の感想のタイトル通り、人間関係の積み重ねがこの作品の面白さだと思っているので、出来れば雑誌連載に途中から目を通すのではなく、ちゃんと時系列順に読みたいので単行本が出たのは非常にめでたいです。
・・・4コマって不遇だから単行本化されなかったり、続刊が出なかったりすることが多いからなぁ。
・「家族ゲーム」は人間関係の積み重ねマンガ
いやー、やっぱりいいなぁ。
鈴城氏の作品だと「看板娘はさしおさえ」よりもこっちの方が好きかなぁ。もちろん、今度出るさしおさえの3巻は買うけれどもね。
最近はトリコロの第1巻という名の3巻が発売されたりと、4コマ的に賑わってます。自分の中で。
今回は暴走する恋愛話に対するストッパー&増長係として、お母さんズが本格投入。
伊佐坂母が相変わらず良いキャラ過ぎです。
その母の一種行き過ぎともいえる勘違いも、助産婦という設定のお陰で妙な説得力が・・・・・・相変わらず人間関係の構築が巧みです。
作品内の恋愛についても「愛さえあればオールオッケー」ではなく、登場人物達が世間体とかを気にして悩んだりするところが面白い。
雑誌の倫理コードと一生懸命戦っている鈴城氏の姿が透けて見えてきて応援したくなります。
そんな下手すれば暗くなりそうな恋愛劇を、ちゃんと楽しく笑える4コマにしているのが素晴らしいなぁと思うのです。
しかし、葵の成長が著しい。
ぐんぐん背が伸びてる。というか頭身が上がっている。23話辺りから特に手足がすらりと伸びた感じで描かれるようになって気がする。
家族ゲーム (Dengeki Comics EX―電撃4コマコレクション) (2006/10) 鈴城 芹 商品詳細を見る |
この1巻の表紙と、3巻の表紙を見比べるとその変化は明らか。
他のキャラクターはそんなに見た目が変わっている印象がないのに一人だけ変化しているのは、やっぱり精神的な成長の証なんだろうなぁ。
と、なると次の4巻辺りでお姉ちゃんの方もぐっと頭身が上がり出したりするのかしら!
半年後ぐらいに出るであろう次巻が今から楽しみで仕方ありません。
しかし本屋に行ったら、家族ゲームと同じ発売日だったはずのるり色輪廻の2巻の方はなぜか店頭に並んでいませんでした。う~む、何故?