「アガリ」を迎えた僕達は
- 2008/02/02
- 00:39
随分と遅くなりましたが、トップ2の最終巻「あなたの人生の物語」を観る。
トップをねらえ2! (6) (2006/08/25) 福井裕佳梨、坂本真綾 他 商品詳細を見る |
5巻を観た時の感想(予定調和な終わり方しかないんとちゃう?)を見事に裏切ってくれたのは面白かったけど、どうしても自分の中で勢いにノリ切れなかったのは事実。
今までの話の流れ――「バスターマシンさえあれば・・・なんて思う者が本当のトップになれる訳ありません!」というセリフなどを考えると、こういう展開になるのは成程納得。
つまり、ノノの行動は「ダイバスターさえあれば・・・」というものなので、それは明確に否定されてしまうわけだ。
確かに分かる。理解した。
この展開には驚いたし、成程と膝を打った。
でも心の底から賛同することができない。
結局のところ、この物語は「ノノとラルク」という二人の人間関係の中で展開される話なのだ。
それ以外の事象は基本的には背景である。その証拠にお当番回を貰えたチコさえも最終巻ではほぼ背景になっている。
その意味では、この二人の友情と努力と根性以外に目を向けるのは間違いなのだろうが、どうしても周囲の状況の方に目が向いてしまうのだ。
だって、周りの大人達があまりにも報われないじゃないか。
人類の故郷である地球を質量兵器に使う悲壮な覚悟をし、最早バスターマシン7号には頼れないと自力で戦うことを決め、いざ戦端を開いてみたら頑張ってやった準備や覚悟が全部無意味になってしまうのです。
これは辛い。辛過ぎる。
最初から物語の枠の外に置かれていた大人達は、最後の最後まで子供達の代わりに戦うことも、どころか共に戦うことすらできなかったのだ。
そこら辺の「画面の外の事情」を想像してしまって、どうにもノリきれませんでした。
最後の方のノノが去ってしまった事情もイマイチ理解しきれなかったので、いつかもう一度全て通して観てみたいと思っています。
今までの話の流れ――「バスターマシンさえあれば・・・なんて思う者が本当のトップになれる訳ありません!」というセリフなどを考えると、こういう展開になるのは成程納得。
つまり、ノノの行動は「ダイバスターさえあれば・・・」というものなので、それは明確に否定されてしまうわけだ。
確かに分かる。理解した。
この展開には驚いたし、成程と膝を打った。
でも心の底から賛同することができない。
結局のところ、この物語は「ノノとラルク」という二人の人間関係の中で展開される話なのだ。
それ以外の事象は基本的には背景である。その証拠にお当番回を貰えたチコさえも最終巻ではほぼ背景になっている。
その意味では、この二人の友情と努力と根性以外に目を向けるのは間違いなのだろうが、どうしても周囲の状況の方に目が向いてしまうのだ。
だって、周りの大人達があまりにも報われないじゃないか。
人類の故郷である地球を質量兵器に使う悲壮な覚悟をし、最早バスターマシン7号には頼れないと自力で戦うことを決め、いざ戦端を開いてみたら頑張ってやった準備や覚悟が全部無意味になってしまうのです。
これは辛い。辛過ぎる。
最初から物語の枠の外に置かれていた大人達は、最後の最後まで子供達の代わりに戦うことも、どころか共に戦うことすらできなかったのだ。
そこら辺の「画面の外の事情」を想像してしまって、どうにもノリきれませんでした。
最後の方のノノが去ってしまった事情もイマイチ理解しきれなかったので、いつかもう一度全て通して観てみたいと思っています。