『頭の良さ』の話
- 2007/10/22
- 01:43
『自称・頭が良い人』が陥りやすい勘違いと言うのはね。知識を無闇に灰色細胞に刻みこんだり、あるいは無用なトラブルを抱え込む自身の人生運営の拙さを自慢したり。そういったことを『頭が良い』と表現してしまうところよね。
…もちろんもちろん。それも頭の良さを構成する一要素ではあるよ。
だけど『頭の良さ』なんて元来無闇に抽象的な言葉でしょう? ――個人的には『愛』に負けず劣らず複雑怪奇だと思うのだけれど閑話休題。
光を当てる角度で正解が変わる位には無意味な代物……。
そんなものを支柱にして生きてると、いつか足下が腐り落ちるわよ。
そうそう。一番可哀想な人種っていうのはね、皆が知っていることを、さも自分だけが気付いた重大事のように話す人ね。
たまたま、その手の話題に疎い人が相手なら感心もしてもらえるでしょうけど、その自惚れは自分を井戸の底に沈めるわよ。
…灰色細胞についた汚れを洗い流すのは一苦労だしね。
あなたも気を付けた方が良いわ。
――河子 乃伊人(かわず のいど)、自宅の茶の間兼寝室にて語る
…もちろんもちろん。それも頭の良さを構成する一要素ではあるよ。
だけど『頭の良さ』なんて元来無闇に抽象的な言葉でしょう? ――個人的には『愛』に負けず劣らず複雑怪奇だと思うのだけれど閑話休題。
光を当てる角度で正解が変わる位には無意味な代物……。
そんなものを支柱にして生きてると、いつか足下が腐り落ちるわよ。
そうそう。一番可哀想な人種っていうのはね、皆が知っていることを、さも自分だけが気付いた重大事のように話す人ね。
たまたま、その手の話題に疎い人が相手なら感心もしてもらえるでしょうけど、その自惚れは自分を井戸の底に沈めるわよ。
…灰色細胞についた汚れを洗い流すのは一苦労だしね。
あなたも気を付けた方が良いわ。
――河子 乃伊人(かわず のいど)、自宅の茶の間兼寝室にて語る