コピーワンスとか止めてほしい
- 2007/04/08
- 00:04
コピーワンスな、あれは視聴者の立場からすると最悪なわけで。
そもそも、あれは「お前等に自由に録画させたら、どうせWinnyとかでバラまくんだろ? そんな犯罪者にも一回だけは録画させてやるんだから感謝しろよ」っていう泥棒扱いなわけで非常に気に障る。
つまりは私達に対して「見させてやってる」という立場からの発言なんだよなアレは。
「お客様は神様です」を客の方が自称するのは愚かだと思うけど、流石に「お前等は全員泥棒!」と言われるのは腹立たしい。
コピーワンスって何? って方はこの記事を読んでもらいたい。
特集:私的複製はどこへいく?「第一回:コピーは何回? それとも禁止?」 ― ITmedia
デジタル放送で録画した番組は一回だけしかコピー出来ず、コピーした後元のデータは消滅してしまう。
つまりバックアップなどの製作は出来なくなる。
一時期反対派(といっても録画機メーカーからの文句なので、ようするに内輪揉め)が現れて「コピーワンス廃止か!?」なんて騒がれたけど結局大して結果は変わらなかったし。
それにしても発想に無理があるように思えるんだけど。
今までVHSなどの復旧により、録画して楽しむという行為を視聴者は享受してきて、メーカー側や放送側もそれを積極的に推進してきた。
それを今更「好きなように録画はさせないよ」と言われても、電気を捨てて蒸気機関に戻れと言われるようなものだ。あるいは文明を捨てて石器時代に戻れでもいい。
それを無理矢理視聴者に押し付けて納得しろと言ってもするわけがないだろうに。
そもそも「録画する意味」というのをメーカーなどはまったく理解してないように思える。
録画するという行動には大きくわけて二つの理由があるわけで。
・後で観るため
・いつまで手元に置いておくため
メーカー側は「後で観るために録画するユーザー」は保護したが、「いつまでも番組を手元に置いておきたい」というユーザーを「DVDを買わず、違法配信をする犯罪者」であるとして切り捨てた。
私からすると後者の方が自分達の番組をより愛してくれる大事な顧客のように思うのだが・・・
まぁ、上記のITmediaの記事によるとバックアップするほどコンテンツを愛しているユーザーは「マニア」で「望ましくない」ものだという認識らしいけど。
だが前者は「録画して後で観るが、わざわざ手元に置いておくほどではないと思っているユーザー」という風にも置き換えることができる。
その人達の中には録画が不便になるとなれば「じゃあ、別に見なくてもいいや」となる人も何割か出てくると思う。
確かに一時的には視聴率は伸びるだろうが、どう考えても全体的な収益などはダウンすると思うんだけど、メーカーや放送局側からの視点からは別の何かが見えているんだろうか。
そもそも彼等は著作権保護を大義名分に掲げているが、そんなものはただの言い訳にしか過ぎない。
CCCDの時もそうだったが、こんなセキュリティなどはある程度の知識があれば簡単に外すことができる。
そして一人が外して、それをネットに流してしまえば、あっという間にコピーガードの無いデータが複製されていく。
つまり、コピーガードは著作権保護には今の時代では役にも立たない。
確かに今までに比べて手間は掛かったりするだろうが、結局一番の被害を受けるのは「善良なユーザー」だけだ。
結局は著作権云々はただの言い訳で、自分達の利益が目的なのだ。
もちろん、企業なのでそれは構わない(NHKは別。金を取っといて泥棒扱いは堪らない)。
それを著作権なるものを盾にして推し進めようとする姿勢が気に入らない。
最近はそんな著作権を声高に叫んで利益を求める人々のせいで、ネット界隈を中心して「著作権」という言葉のイメージが大分悪くなってきているように思うのだがどうだろうか。
とりあえず画質が幾ら良くなったって、今よりも不便になるのならデジタル放送なんかに切り替える気になるわけがない。
といっても、アナログ放送を録画しようにも最近のレコーダーは自動的にコピーワンス機能を搭載してやがる。
皆さん、レコーダーを買う時には十分に気をつけてほしい。
▽関連▽
・B-CAS ― Wikipedia
そもそも、あれは「お前等に自由に録画させたら、どうせWinnyとかでバラまくんだろ? そんな犯罪者にも一回だけは録画させてやるんだから感謝しろよ」っていう泥棒扱いなわけで非常に気に障る。
つまりは私達に対して「見させてやってる」という立場からの発言なんだよなアレは。
「お客様は神様です」を客の方が自称するのは愚かだと思うけど、流石に「お前等は全員泥棒!」と言われるのは腹立たしい。
コピーワンスって何? って方はこの記事を読んでもらいたい。
特集:私的複製はどこへいく?「第一回:コピーは何回? それとも禁止?」 ― ITmedia
デジタル放送で録画した番組は一回だけしかコピー出来ず、コピーした後元のデータは消滅してしまう。
つまりバックアップなどの製作は出来なくなる。
一時期反対派(といっても録画機メーカーからの文句なので、ようするに内輪揉め)が現れて「コピーワンス廃止か!?」なんて騒がれたけど結局大して結果は変わらなかったし。
それにしても発想に無理があるように思えるんだけど。
今までVHSなどの復旧により、録画して楽しむという行為を視聴者は享受してきて、メーカー側や放送側もそれを積極的に推進してきた。
それを今更「好きなように録画はさせないよ」と言われても、電気を捨てて蒸気機関に戻れと言われるようなものだ。あるいは文明を捨てて石器時代に戻れでもいい。
それを無理矢理視聴者に押し付けて納得しろと言ってもするわけがないだろうに。
そもそも「録画する意味」というのをメーカーなどはまったく理解してないように思える。
録画するという行動には大きくわけて二つの理由があるわけで。
・後で観るため
・いつまで手元に置いておくため
メーカー側は「後で観るために録画するユーザー」は保護したが、「いつまでも番組を手元に置いておきたい」というユーザーを「DVDを買わず、違法配信をする犯罪者」であるとして切り捨てた。
私からすると後者の方が自分達の番組をより愛してくれる大事な顧客のように思うのだが・・・
まぁ、上記のITmediaの記事によるとバックアップするほどコンテンツを愛しているユーザーは「マニア」で「望ましくない」ものだという認識らしいけど。
だが前者は「録画して後で観るが、わざわざ手元に置いておくほどではないと思っているユーザー」という風にも置き換えることができる。
その人達の中には録画が不便になるとなれば「じゃあ、別に見なくてもいいや」となる人も何割か出てくると思う。
確かに一時的には視聴率は伸びるだろうが、どう考えても全体的な収益などはダウンすると思うんだけど、メーカーや放送局側からの視点からは別の何かが見えているんだろうか。
そもそも彼等は著作権保護を大義名分に掲げているが、そんなものはただの言い訳にしか過ぎない。
CCCDの時もそうだったが、こんなセキュリティなどはある程度の知識があれば簡単に外すことができる。
そして一人が外して、それをネットに流してしまえば、あっという間にコピーガードの無いデータが複製されていく。
つまり、コピーガードは著作権保護には今の時代では役にも立たない。
確かに今までに比べて手間は掛かったりするだろうが、結局一番の被害を受けるのは「善良なユーザー」だけだ。
結局は著作権云々はただの言い訳で、自分達の利益が目的なのだ。
もちろん、企業なのでそれは構わない(NHKは別。金を取っといて泥棒扱いは堪らない)。
それを著作権なるものを盾にして推し進めようとする姿勢が気に入らない。
最近はそんな著作権を声高に叫んで利益を求める人々のせいで、ネット界隈を中心して「著作権」という言葉のイメージが大分悪くなってきているように思うのだがどうだろうか。
とりあえず画質が幾ら良くなったって、今よりも不便になるのならデジタル放送なんかに切り替える気になるわけがない。
といっても、アナログ放送を録画しようにも最近のレコーダーは自動的にコピーワンス機能を搭載してやがる。
皆さん、レコーダーを買う時には十分に気をつけてほしい。
▽関連▽
・B-CAS ― Wikipedia
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