ただ黙々と行動に移す
- 2007/03/23
- 08:20
直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 ― My Life Between Silicon Valley and Japan
これなー。
なんか勘違いしている人も多いけど「無理してでも褒めろ」なんてものじゃないと思う。
・「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ」という「グダグダしてる暇があったら行動しろよ!」という主張。
・「人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ」という「もっと人を褒めよう」という主張。
この二つが混ざっちゃってるので分かり難くなってるけど。
どちらかというと「人の粗探ししている間に自分のことができるだろう?」という論旨だと思う。
まぁ、その場合「人を褒めろ」という「他人に関わる話」が邪魔になるので、本当にそう言いたいのかどうかは私には判別できないけど。
まぁ、ブログという場所を使って「直感を信じず、自分を信じず、好きを貫けず、人を褒めず、人の粗探しばかりして動かない人間」の粗探しの結果を発表しているのは自分の主張と矛盾しているんじゃないかなとも感じる。
だけど元々人間なんてそんなもんだし、ブログなんてやっている自己顕示欲の強い人なら尚更のこと。
美しい言葉を吐く為に、本人まで美しくある必要は無いのだ。
それよりもこの論に賛同している人の中に「今のネットは本当に粗探しが多いので駄目だ」とか「こういう性質を持っているから日本人は駄目なんだ」とか言っている人がいるのが残念。
それを口にしちゃった時点で駄目なんだけどなぁ。
本当にこの言葉から何かを受け取った人間は、コメントもせずトラックバックもせず、ただ黙々と想いを行動に移しているのだろう。
▽関連記事▽
その反響受けて梅田望夫氏が書いた記事「嵐のような反応を読んで」