なんやかんやで止まっていた「
ひぐらしのなく頃に」をプレイ(といってもいいのだろうか、この作品は)中。
現在「綿流し編」の途中まで。まさに亀の歩み。まだ事件すら起こっちゃいません。
ネタバレを含んでいるので折り込み。
とりあえず「綿流し」をクリアーしてない人は見ない方がいいかも。
この「ひぐらしの
なく頃に」。
最初に薦められた時に「推理物」として紹介されたせいで、非常に長い日常パートやら推理しようもない内容に「鬼隠し編」をクリアーした段階で止まってしまってました。
どんな謎があって、どんな解決方法があったって、怪奇現象という余地があったら全部「ソレ」のせいにして誤魔化せてしまう。
しかも舞台設定はいい加減、昭和58年のはずなのにその年代にはまだ存在してなかったりするものが普通に話題に上ったりする。
それが推理ものとしては破綻してるように思えたわけです。
昭和58年という設定自体が嘘だったりすると面白いかもしれませんが。
もちろん、怪奇現象云々が単なる戯言だという可能性も大いにありますが、そうだとしたらそんなブラフを用意していることが個人的には気に入らなかった。
そんなわけで随分と長い間プレイが止まってました。
ところが
天城氏がひぐらしを楽しげにプレイしている話を聞いている内に考えが変わりました。
「あ、そうか、コレ推理ものじゃないんだ」
もちろん真面目に推理や考察をしている方がいるのは知っています。
だけど自分はそうじゃない楽しみ方をしたほうが合うんじゃないのかと思いまして。
つまりは「推理物」ではなく「サスペンスホラー」として見ればいいんじゃないかと。
そうすれば長い日常パートも、世界が壊れていく恐怖感を演出するための装置を作っている段階に思えますし。
今は萌えホラーとして楽しませていただいてます。
かわいいよね沙都子。典型的な汚れヒロインで。
現在は詩音にお菓子のコンテストにお呼ばれしたところまで。
この「綿流し編」で一番目につくと謎といえばやっぱり「魅音と詩音は同一人物なのか否か」ということ。
私としては「実は普段から定期的に入れ替わってんだよわはは」オチが好みなんですが。
でも別人だとこれから仕切りなおす度に圭一が詩音と出会わなきゃいけないから、やっぱり同一人物なのかな。
他のシナリオじゃ詩音は出てこないという手もあるけど、それだと裏で詩音が暗躍できる余地ができちゃうからなぁ。
というか、「鬼隠し編」がそうだったけど名前のないキャラクターが動ける余地があり過ぎて推理のしようがない。
流石にそれやったらもう推理物じゃないので、名前も付いてないキャラや、まともに出番が無かったキャラクターが事件に深く関わっているということはないと思いますけど……
それにしても、これはどう見てもデートのお誘いだろうが!
なにのんびりしてるんだ前原圭一!
鬼隠しではまともな状況判断が出来ないほど錯乱しておいて、こんな時だけ超クールか!!
…いや、状況判断ができないからこそ、今自分が置かれている幸せな状況に気付いていないのか?
まぁ、この作品の話ですから、どうせロクな結末にはなりはしないんでしょうけど。
それにしてもなぁ。
圭一が雛見沢に引っ越して来れたってことは父親か母親が元々この村の人間なんだろうけど、どうしてそのことに触れられないんだろうか。