きみの翼は自由じゃない

多人数で何かをする時に必要なこと。それは会議。
これがうまく出来なければ目的が達成できないばかりか、それが原因で人間関係がメチャクチャになってしまう。

あの時、これを知っていれば…もしくはコレを知っている人が一人でもいたら少なくともあんな事にはならなかったんだろうなぁ。
なんてことを思うと乾いた笑いと共に、目の前が滲んできました。
私のような失敗をしないためにも、会議で成果を出すための知識を紹介します。

会議をうまく進めるための９つのコツ

１. 　「ミーティングのテーマ」を参加者全員が押さえておくこと
２. 　ミーティングは出席したい人だけが、出席すること
３. 　自分の意見をまとめたものを用意しよう
４. 　「イエスアンド」で進めよう
５. 　人と人が対面するのではなく、全員がテーマに向かって座ろう
６. 　お互いの言葉をそろえよう
７. 　「会議でやるべきこと」と「個人でやるべきこと」を混同しない
８. 　企画地図を全員が持つようにしよう
９. 　楽しく会議をしよう

詳しい内容はリンク先を読んでもらうとして。
私が特に「その通りだ」と思ったのは２の「ミーティングは出席したい人だけが、出席すること」かな。
重要なことを決める会議の場に人が多くてもただ邪魔なだけ。会議に参加する気のない人間や、その会議に関係ない人間は排除した方がいい。
会議中に暇そうにされると、真面目にやっている人間のテンションまで下がってしまう。
その人にとっても時間の無駄になってしまうので、必要のない人間は出来るだけ会議から外した方が良いと思います。

後、リンク先にも書いてあるけど誰かが途中で意見を変えたとしても「さっきと意見が違うじゃないか」と言っては駄目。
より良い方法を模索するために会議するんだから一つの案にしがみつくのは愚かなこと。進行が停滞してしまいます。
むしろ色んな意見を積極的に発言した方が良いと思います。
まぁ、心情的な問題として「あれから考えたんだけど」みたいなフォローは必要かも知れません。特に初心者の場合は会議が白熱してしまいがちなので。


このマニュアルも詳しく読んでいくと中には「おいおい、そんな簡単そうに言うけどさ。実際にやるのは大変じゃねぇ？」と言いたくなる部分もあるけど、そもそも「これさえ読めばどんな会議だって絶対にうまくいく」なんてマニュアルは絶対にありません。そこは各自自身の努力で補わなければならない部分なのでしょう。

それよりもマニュアルも何も持たず「まぁ、やってる内に形になるだろう」なんて考えが一番危ない。
そんな方法でうまくいったとしたら、それはその人が潜在的に会議の経験を積んでいるか、たまたま運が良かっただけの場合が多い。
前者はともかく、後者はいつか破綻してしまう。
しかもある程度実績を残してしまった後なので、失敗した時のダメージが大きくなってしまう。例えばワンマン経営の果ての会社倒産とか。

最終的には自分なりの方法を見つけるとしても、最初はよく使われているマニュアルをメンバー全員に配って進行した方がうまく行く可能性が高いだろう。