ボーリング場でWiiをゲットする店側の雇ったサクラの話
- 2011/10/02
- 05:37
ボーリングに行ってきましたぜ!
友人に呼び出されてボーリング場に行ってみれば、妙にニヤニヤとした顔で待ち受ける男が一人。
「Wiiが当たった」
は?
突然何を言っているのでしょう、この男は。
疑問符を頭上に浮かべる私に男は一枚のビンゴカードを見せます。
「Wiiが当たった」
聞けば、なんとこの男。ボーリング場に私が来るのを待っている間にやったゲーム…
こういう場所にありがちな当たりが出ると、ゲーム機本体などの高価景品の当たるビンゴゲームで暇を潰していたそうなのです。
バカだなー、こういうのはそもそも当たりが入ってないものなのでやるだけ時間と金の無駄で…
「Wiiが当たった」
…先程からなにやら意味のよく分からないことを言う男です。
まるでこの絶対に当たらないようになっているビンゴゲームでWiiという高価なゲーム機本体を当てたとでも言いたげです。畜生得意そうな顔しやがってこのヒゲダルマめ。
…まさか本当に当たるものだなんて。
これは認識を改めなければならないかもしれません。
つまり当たりは出るということです。つまり私だって挑戦さえすれば高額景品をゲットをすることができるはずなのです!いや絶対に出来る!
百円玉がいちまーい
百円玉がにまーい
百円玉がさんまーい
百円玉がよんまーい
百円玉がごまーい
…やっぱ当たるわけないよコレ。
五百円も使ってるのに掠りも当たる気配もないよ。
ああ、なるほどそういうことか。
俺としたことがさっくり騙されたぜ。
つまりサクラなんですね、サクラ。この男、店側雇われたサクラに違いありません。
ゲーム機が当たったフリをして自分に無駄金を使わせようって魂胆なんです。
おのれっ!騙された!やっぱりこういう場所にあるゲームの商品は当たらないんだ!
「あ、また当たった」
アーアーキコエナイキコエナイ。